塩分高めな顆粒だしは「減塩タイプ」を

減塩について調べてみると、たいてい料理では醤油の使用を控えて、だしを濃くするのが良いと書いてあります。

実際、醤油の塩分はとんでもなく高いので、極力使用するのは避けたいところです。

ですが、だしもだしで、特に市販の顆粒だしには結構塩分があります。

たとえば、スーパーでよく見かける味の素の「ほんだし」にはナトリウムが多く含まれていて、食塩相当量は1グラムあたり0.42グラムです。

たった1グラムに0.42も入っているんです。日本高血圧学会の推奨する1日の塩分摂取量は6グラム未満です。1日3食食べるとして、単純に1回の食事では2グラムしか取ってはいけないと考えると、5グラムのほんだしを食べただけでオーバーです。

醤油が使えないからといって、味を濃くするためにだしを大量に使うのは危険です。

だしにも減塩タイプがある

だしにも減塩タイプがあり、リケンの「素材力だし 本かつおだし」というのは塩分が少なくおすすめです。しかも化学調味料も無添加なので、妊婦の方にはよりおすすめです。

「素材力だし 本かつおだし」1グラムあたりの食塩相当量は0.047グラム(ナトリウム18.6mg)と、ほんだしのおよそ十分の一です。5グラム入りのスティックタイプで、1本あたりの塩分は0.235グラムとかなり少な目です。また、スティックタイプは感覚的にも使用量を調整しやすいです。さらに美味しいので文句なし。

他にも減塩タイプのだしはあるようですが、「素材力だし 本かつおだし」は価格的にもそこまで高くなく、おいしくて、なにより取り扱っているスーパーが多いので手に入れやすいです。

減塩するには、まずだしから減塩するのがおすすめです。

スポンサーリンク